学んでみよう

模擬講義・学科説明会

10:00 - 16:00 全学部 全学科

法学部

法学科

10年経った裁判員裁判

津村 政孝 先生

1回目
10:00~10:15 学科説明会
10:15~10:20 休憩
10:20~11:00 模擬講義

2回目
13:30~13:45 学科説明会
13:45~13:50 休憩
13:50~14:30 模擬講義

 2009年5月から裁判員裁判が始まり、今年で10年経ちました。裁判員については当面の間は従来通り20歳のままですが、昨年の公職選挙法の改正で18歳になれば選挙権を与えられますので、本来であれば、18歳になれば裁判員にも選ばれる可能性があります。高校生にとって裁判員がさらに身近になる可能性があります。もっとも、辞退もできますが。
 この講義では、高校で勉強したでしょうが、簡単に裁判員裁判の仕組みを説明します。次に、従来の刑事裁判のあり方を説明し、従来のあり方では裁判員裁判が行えないところがあることを説明します。そのために、新たに設けられた仕組みもあれば、事実として実際の裁判員裁判において従来のあり方から変化したところもあります。さらに、事実に関する判断の仕方が裁判官を含む法律家と異なるのか、裁判員が加わることで量刑がどのように変わったかなどをお話できればと考えています。

法学部

政治学科

裁判官が「餓死」した話

中田 喜万 先生

1回目
11:45~12:00 学科説明会
12:05~12:45 模擬講義

2回目
15:00~15:15 学科説明会
15:20~16:00 模擬講義

1947年(昭和22年)10月、戦後の混乱の中、ある裁判官が栄養失調で亡くなりました。当時は食糧等の配給制度がありましたが、その配給が極度に滞り、誰もが違法なヤミ物資に頼らなければ生きられない状況でした。その裁判官はこの違法を裁く立場にありました。裁く立場の者がその法を犯してはならないと彼は考え、ヤミ米を拒否し、死に至ったのです。
このことが新聞で報じられると、賛否両論をまきおこしました。単なる美談では済みませんでした。体制が崩壊し、法が機能していないところで正直に遵法する意味は? 戦後日本の政治観・倫理観の原点の一つとなった出来事です。その時代背景とともに、あらためて考えてみたいと思います。

経済学部

経済学科

経済学で地球温暖化問題を考える ―― 30年後の生活はどう変わる? ――

落合 勝昭 先生

1回目
10:00~10:10 学科説明会
10:15~11:00 模擬講義

2回目
13:30~13:40 学科説明会
13:45~14:30 模擬講義

 地球温暖化問題が生活に与える影響が意識されるようになって30年以上が経っています。ここ10年は頻繁に起こる異常気象により、人々の温暖化への関心も高まり、国際的な温暖化への取り組みをマスコミが大きく取り上げることも増えています。
 温暖化は人が排出するCO2などの温室効果ガス(GHG、greenhouse gas)の大気中の濃度が上昇することが原因と考えられています。解決のためにはGHGの排出を減らし、大気中の濃度を増やさないように、できれば減らすようにしなければいけません。しかし、GHGは企業の鉄や車などを作る生産活動、人々の自動車に乗ったりお風呂を沸かしたりという日々の暮らしから発生しています。GHGを減らすには人々の生活を大きく変えることが必要です。
 この講義では、地球温暖化問題とは何か、解決への取り組みどうなっているのか、私たちの将来の暮らしはどう変わるのかについて経済学の視点から説明します。

経済学部

経営学科

E-Commerce企業の特徴と比較 〜 DX企業の分析 〜

秋葉 淳一 先生

1回目
11:45~11:55 学科説明会
12:00~12:45 模擬講義

2回目
15:00~15:10 学科説明会
15:15~16:00 模擬講義

インターネットを介して、スマホやタブレット、あるいはPCを使用して商品を探したり、購入したり、また、販売することが容易に行える環境にあります。e-Commerceと言われる環境です。一方で、e-Commerce事業者の違いや事業構造については、知らない人が多いのではないでしょうか? 今回の模擬講義では、これら企業の比較や分析を行うことで、受講者のみなさんに馴染みのある企業に経営という視点からも興味をもってもらいたいと思っています。
 企業経営は、一言で言い表すことは難しく、正解があるわけでもありません。時代背景や企業の生い立ちや文化、現在のポジショニングによって抱える課題も千差万別です。さらに、デジタルトランスフォーメーションと言われるようにAIやICTの技術を駆使したベンチャー企業の台頭により、旧来の手法だけでは、企業の継続性への対応はできません。講義を通じて、ニュースに登場する企業にも興味をもってもらえるようになると嬉しいです。

文学部

哲学科

「最大多数の最大幸福」?──倫理学入門

杉山 直樹 先生

1回目
10:00~10:10 学科説明会
10:15~11:00 模擬講義(哲)
11:05~11:30 施設見学

「功利主義」の祖であるベンタム(ベンサム)は、あるべき道徳や法律を支える大原則を「最大多数の最大幸福」というフレーズに要約してみせました。もう二百年以上前のことになります。この彼の考えは、今の私たちからすれば意外なほど厳しく批判されました。「過激派」扱いされたほどです。
 なぜでしょうか。論争の背後には、そもそも善悪や道徳をどのようなものと考えるかをめぐっての、根本的な問題が控えていました。ベンタムが言いたかったこと、そして彼の思想に対してつきつけられてきた批判を考察することを通して、「功利主義」の意義ならびに問題点について考えてみます。それはひるがえって、私たち自身がどのような価値観のもとで生きているかを振り返るきっかけにもなることでしょう。

文学部

哲学科

描かれた都市生活―印象派絵画と近代都市パリ

吉田 紀子 先生

2回目
13:00~13:10 学科説明会
13:15~14:00 模擬講義(美)
14:05~14:30 施設見学

19世紀後半、第二帝政から第三共和制下のパリでは、セーヌ県知事(現在のパリ市長)オスマン男爵が進めた市街地の大規模な開発整備を通して、全く新しい都市の景観が出現しようとしていました。近代的な首都の誕生を同時代人として目撃していた印象派の画家たちは、独自の視点からこの変化を捉えています。新しい都市空間や人々のライフスタイルを、彼らは絵画の中でどのように描写したのでしょうか。
 講義は、大学の実際の授業と同じように、パワーポイントで作品画像を示しながら進めます。マネ、モネ、ピサロ、カイユボット、ルノワール等の作品と共に、今日の西洋美術史学の可能性と面白さをご紹介したいと思います。

文学部

史学科

中世イタリア商人の世界

亀長 洋子 先生

1回目
10:00~10:25 学科説明会
10:25~10:30 休憩
10:30~11:00 模擬講義
11:00~11:10 移動・準備
11:10~11:30 施設見学

2回目
13:00~13:25 学科説明会
13:25~13:30 休憩
13:30~14:00 模擬講義
14:00~14:10 移動・準備
14:10~14:30 施設見学

中世の中北部イタリアにおける商業と商人をとりあげ、各種商業技術の進展、商業教育、商人の家族、商家の女性の人生、商人のメンタリティー、そしてフィレンツェ、ヴェネツィア、ジェノヴァなどの商業都市の個性などに言及し、中世世界をたくましく生き抜くイタリア商人の世界の魅力を語ります。どういう技術発展があって商業が活発になるのでしょうか? 当時の人々はどうやって商業を学んでいたのでしょうか? 中世キリスト教社会において商人とその家族は個人として日々を過ごすなか、何を考え望んで生きていたのでしょうか?お金儲けをしたいという願いと善きキリスト教徒でありたいという願いを両立させて生き抜いた姿もこの講義では垣間みられるでしょう。絢爛豪華なイタリア・ルネサンスの背景にある人々の姿を楽しんで聞いてください。

文学部

日本語日本文学科

夏目漱石の家計簿――文豪はいくら稼いで、いくら使ったのか?

山本 芳明 先生

1回目
10:00~10:40 学科説明会
10:40~10:50 休憩
10:50~11:30 模擬講義
11:30~    施設見学(希望者)

2回目
13:00~13:40 学科説明会
13:40~13:50 休憩
13:50~14:30 模擬講義
14:30~    施設見学(希望者)

夏目漱石は日本近代文学を代表する小説家です。生前から現在にいたるまで、ベストセラー作家であり続けています。代表作として、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『三四郎』『こころ』などがすぐに思い浮かびます。お読みになったことのある作品があるはずです。その漱石ですが、自分で家計簿をつけていた時期がありました。大正3年12月から翌年3月にかけての四か月です。家計簿といっても、我々がイメージする、形式の整ったものとはちがって、手帳に収入やそれぞれの支出がいくらなのか、日付順に項目は順不同で記載しただけのものです。そのうえ、付け落としが多く、計算をあやまっているなど不完全なものです。しかし、漱石とその家族の暮らしぶりを具体的に伝えてくれる絶好の手がかりになっています。本講義では、家計簿のデータを整理して、そこから見えてくる諸問題についてお話ししたいと考えています。

文学部

英語英米文化学科

『ウエスト・サイド・ストーリー』とニューヨーク――アメリカの歴史と文化を探る

荒木 純子 先生

1回目
10:00~10:25 学科説明会
10:25~10:30 休憩
10:30~11:30 模擬講義

ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』はシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』に着想を得て生まれた物語である。キャピュレット家とモンタギュー家の諍いによる悲劇は、1950年代ニューヨークの移民、少年非行といった社会問題を織り交ぜながら、マンハッタンのウエスト・サイドでにらみあうギャング、シャークスとジェッツの男女の悲恋へと生まれ変わった。その成功を後押ししたのはレナード・バーンスタインの音楽とジェローム・ロビンスの振付である。舞台となったエリアでは再開発が進み、ギャングの争いのような痕跡は残っていない。再開発に対する市民の反対運動が盛り上がったものの、結局は芸術の殿堂リンカン・センターが完成したのである。それでもマイケル・ジャクソンの「ビート・イット」など、その精神は今も歌やダンスを通じて生き続けている。実際の授業に沿って、『ウエスト・サイド・ストーリー』をめぐるアメリカの歴史と文化について、一緒に考えてみましょう。

文学部

英語英米文化学科

Trends in English Language Teaching: From Grammar-Translation to Translanguaging

Alison Stewart 先生

2回目
13:00~13:25 学科説明会
13:25~13:30 休憩
13:30~14:30 模擬講義

This lecture gives a historical overview of the theories and methods of English Language Teaching with a particular focus on the case of Japan. I try to account for the emphasis on Communicative Language Teaching and discuss why this approach is so difficult in Japan. I conclude by describing a recent notion of “translanguaging” which offers new possibilities for the teaching of English (and other languages) in Japan’s changing society.

文学部

ドイツ語圏文化学科

モダニズム建築の思想と影響―ドイツの事例を中心に

大貫 敦子 先生

1回目
10:00~10:40 学科説明会
10:40~10:45 休憩
10:45~11:30 模擬講義

学習院大学の構内では、様々な建築様式に出会えます。南1号館(1927年建造)と西1号館(1930年建造)はネオ・ゴシック様式ですが、扉や窓、階段手すりのデザインにはアール・デコ様式が使われています。今回の授業で注目するのは、図書館と北1号館のモダニズム建築です。この2棟の設計を担当した前川國男は、20世紀のモダニズム建築の巨匠の一人であり、東京の国立西洋美術館の設計者ル・コルビュジエから大きな影響を受けています。ル・コルビュジエの建築思想は、ドイツにおけるドイツ工作連盟やバウハウスと共通する点が多く、実際に共同での建築も行っていました。ガラスと鉄筋とコンクリートという素材を使い、装飾を排し機能性を重視したモダニズム建築は、芸術の革新であったと同時に、社会を変えようとする大きな動きでした。この授業では、主にドイツのモダニズム建築構想を通して、芸術と社会の関係を考えます。またモダニズムへの反発としてのポストモダン建築(西5号館)から、モダニズムの何が批判されたのかについても考察してみたいと思います。

文学部

ドイツ語圏文化学科

独裁者の語り口
―ジェスチャー・レトリック・ダブルスピーク

高田 博行 先生

2回目
13:00~13:40 学科説明会
13:40~13:45 休憩
13:45~14:30 模擬講義

古今東西を問わず、「独裁者」は登場するタイミングを見計らっています。その人物が登場したとき、私たちはその人物が「独裁者」であることに気づかないかもしれません。どうすれば「独裁者」を見抜くことができるでしょうか。本講義では、「独裁者」の典型と見なすことができるナチ・ドイツのヒトラーの演説を例にして、「独裁者」がどのようなことばで、どのような語り方をするのかを見ていきます。
まず映像資料を使い、ヒトラーのジェスチャーと声を分析します。そのあと、レトリック(修辞法)の観点から、ヒトラーが聞き手の心に奥深く入り込むよう意図的に使用した表現上の戦略を具体的にいくつか見てみます。ジョージ・オーウェルが近未来小説『1984年』のなかで示した「ダブルスピーク」(二重語法)との関連も見えてきます。このような「独裁者」の巧みな語り口を注視する視点を身につけたあなたは、「独裁者」が登場したとき、「独裁者」が語る計算された語り口に騙されることはないでしょう。

文学部

フランス語圏文化学科

巨人の口の中――ラブレー『パンタグリュエル』をよむ

志々見 剛 先生

1回目
10:00~10:25 学科説明会
10:25~10:30 休憩
10:30~11:00 模擬講義
11:00~11:05 休憩
11:05~11:30 施設見学

2回目
13:00~13:25 学科説明会
13:25~13:30 休憩
13:30~14:00 模擬講義
14:00~14:05 休憩
14:05~14:30 施設見学

よく食べよく飲みよく笑うことを身上とする巨人パンタグリュエルを主人公としたフランソワ・ラブレーの『パンタグリュエル物語』(1532)は、フランスのルネサンス期を代表する文学作品の一つであり、巨人とその仲間たちが繰り広げる物語の奇想天外な物語や、そこに込められた因襲や権威への辛辣な諷刺と諧謔ゆえに、今なお広く読み継がれている。この作品の第32章で、語り手アルコフリバス・ナジエ(これは著者の名前のアナグラムである)がパンタグリュエルの口の中に迷い込んで、そこに独立した一個の「新世界」を発見して驚嘆する。これは、巨大な山脈や無数の都市を収め、総じて25の王国を擁する広大な世界であるという。本講義では、このエピソードを手掛かりに、ラブレーの物語世界の一端を紹介し、また、これをどのように読み解くことができるのかについて考えてみたい。

文学部

心理学科

知的活動のしくみを探る 〜スキーマと認知〜

今井 久登 先生

1回目
10:00~11:00 模擬講義
11:00~11:05 休憩
11:05~11:30 学科説明会

 認知とは人間や動物の知的活動全般をあらわす言葉で、「認知症」という病名における「認知」と同じ意味の言葉です。そして認知心理学は、人間の知的活動(認知)を理解することを目指している心理学の一領域で、知覚(見る,聞く,触れるなど五感で感じて把握する)・注意(気づく)・記憶(覚える,忘れる)・思考(考える)・意思決定(決める)などをそのはたらきやしくみの面から研究している、心理学のなかでも「基礎」と呼ばれる領域のひとつです。
 認知のはたらきは、毎日の生活をおくるにあたってなくてはならない重要な役割を持っていますので、多くの場合、日常生活のなかで見られる人間の活動や行動が研究の出発点となります。この人間の認知を理解するために、認知心理学が重要視している考え方のひとつに「スキーマ(枠組み)」があります。
 今回の講義では、この「スキーマ」という言葉をキーワードとして、言語表現の理解や目撃証言の信憑性などについて考えてみたいと思います。その場でできるデモンストレーション(簡単な形で実際の研究を体験してもらうこと)も行う予定です。

文学部

心理学科

関係のなかで生きる私たち~赤ちゃんの世界から~

田中 千穂子 先生

2回目
13:00~14:00 模擬講義
14:00~14:05 休憩
14:05~14:30 学科説明会

かつてうまれたばかりの赤ちゃんは、何も見えないし何も聞こえない、何もできないまったく受け身な存在であり、親に関わってもらうことではじめて、様々な能力を徐々に獲得し発達してゆく存在であると考えられてきました。しかしこの見方は、コンピューターテクノロジーの進歩や観察、さらにはさまざまな臨床知見の集積によって180 度の転換をとげました。今では人は動物のなかでも生得的にもっとも未熟な状態でうまれ、長い親への依存期間を必要とする、という意味では無力だけれども、生得的な反応や気質をもち、みずから母子関係の形成に積極的に参加する主体的、能動的な存在である、ということがわかってきています。
このような赤ちゃんに関する見方の変化を,この模擬講義では「おなかのなかにいる赤ちゃん」のビデオを見ることを通して解説し、関係のなかで育つということはどのようなことなのか、お話してみたいと考えています。

文学部

教育学科

自然と科学と子どもたち

飯沼 慶一 先生

1回目
10:00~10:45 学科説明会(入試説明会含む)
10:45~10:50 休憩
10:50~11:20 模擬講義
11:20~11:25 移動・準備
11:25~    施設見学

小学校の教師になったら、自然や科学についての授業も行わなければなりません。自分は「理科嫌い」と思い込んでいませんか?思い出してみましょう。小学校の頃は理科が嫌いでしたか?楽しいこともたくさんあったのではないでしょうか?
 今回は、研究室で学生たちとともに取り組んでいる子ども動物園や科学イベントの様子を紹介し、学生たちと共に実践している小学生向けの自然・科学プログラムを体験してもらおうと思います。

文学部

教育学科

道徳教育と国語教育

岩﨑 淳 先生

2回目
13:00~13:45 学科説明会(入試説明会含む)
13:45~13:50 休憩
13:50~14:20 模擬講義
14:20~14:25 移動・準備
14:25~    施設見学

文章を読んで、その中から教訓を引き出す。それは、適切なことなのでしょうか。それとも不適切なことなのでしょうか。
道徳教育と国語教育は同じものでしょうか。そう聞かれて「同じだ」と答える人は少ないでしょう。それでは、どのように違うのでしょうか。
対象について考えるときに、それについていくつかの角度から考えるということがなされます。一方向からしか見ていなければ、一つの形しか見えないからです。
また、その対象のことだけを考えるのではなく、別のものと比べながら考えるということも有効です。
短い時間ですが、国語教育と道徳教育について考えてみましょう。

理学部

物理学科

国際宇宙ステーションから月へ

渡邉 匡人 先生

1回目
10:00~10:15 学科説明会
10:15~10:40 模擬講義
10:40~10:45 移動・準備
10:45~11:30 施設見学

2回目
13:00~13:15 学科説明会
13:15~13:40 模擬講義
13:40~13:45 移動・準備
13:45~14:30 施設見学

 現在、地球軌道を周回する国際宇宙ステーションで宇宙飛行士が滞在し微小重力環境を利用した科学研究がおこなわれています。今後人類がさらに遠い宇宙に向かうため、新たな宇宙利用の計画も進められています。その第一歩として月軌道を周回する新たな宇宙ステーションと月での活動拠点となる月面基地の建設計画が進行しています。月で人類が活動するにはどのような課題があるかを解説し、近未来に宇宙をどのように利用していくことができるかを皆さんと考えながら、講義をおこないます。

理学部

化学科

分子の形と分光学

齊藤 結花 先生

1回目
10:00~10:10 学科説明会
10:10~10:15 休憩
10:15~10:45 模擬講義
10:45~10:50 移動・準備
10:50~11:30 施設見学

2回目
13:00~13:10 学科説明会
13:10~13:15 休憩
13:15~13:45 模擬講義
13:45~13:50 移動・準備
13:50~14:30 施設見学

自然界の物質を構成している分子、例えば水やお酒、生物の体をつくっているタンパク質などは様々な元素から構成されており、それぞれ独特の形を持っています。分子の性質を知っておくことは、私たちの生活に必要な日用品や食品、また医薬品を開発するときに必要です。一個の分子を直接見ることはできなくても、光をあてて返ってくる光の色を分析することで、その分子が何の元素からできていてどんな形をしているか知ることができます。なぜ光の色を分析するとその分子の形が分かるのでしょうか。今日の授業はこの問いに答えながら、大学で学ぶ学問分野の一つである分光学の基礎を紹介します。高校の教科書に出てくる知識があちこちに登場するので、今勉強していることが将来の研究にちゃんと役にたつのだということを実感してもらえると思います。

理学部

数学科

世界を三角関数で表現する

中村 周 先生

1回目
10:00~10:15 学科説明会
10:15~10:20 休憩
10:20~11:00 模擬講義
11:00~11:05 移動・準備
11:05~11:30 施設見学

2回目
13:00~13:15 学科説明会
13:15~13:20 休憩
13:20~14:00 模擬講義
14:00~14:05 移動・準備
14:05~14:30 施設見学

 世界には、いろいろな情報、言いかえると信号があります。音や映像、振動、など、いろいろな信号に囲まれて人間は生活しているわけですが、人間は、そういう情報を「音の高さ、大きさ」のように、整理して理解しています。実は、これは数学的には、関数を三角関数や、それに似た関数の重ね合わせとして表現することに対応しています。そのようなことを解析するのが、フーリエ解析です。数学の中でも、解析学と呼ばれる、高校数学での微分積分の精密化のような研究分野の、基礎になる考え方のひとつです。高校数学と大学数学の違いに注意しながら、フーリエ解析のアイデアについて説明したいと思います。

理学部

生命科学科

ヒトゲノム解析の過去・現在・未来

菱田 卓 先生

1回目
10:00~10:15 学科説明会
10:15~10:20 休憩
10:20~11:00 模擬講義
11:00~11:05 移動・準備
11:05~11:30 施設見学

 ゲノムとは、全ての遺伝子と全ての遺伝子間領域を含む細胞の全DNA情報のことです。現在、DNAシーケンサーやDNAマイクロアレイなどのDNA解析技術の急速な発展に伴って数万人規模のヒトゲノム解析プロジェクトが進行中であり、近い将来、個人が自らのゲノム情報を容易に取得できる時代になると考えられます。また、これらの解析から得られる膨大な遺伝子情報を解析することで、ヒトと他の動物との違いはもとより、ヒトどうしの間に存在する違いを生み出す遺伝的要因が明らかになりつつあります。そして、これらの情報を利用して遺伝性疾患の他、がん、神経疾患などの治療や予測・予防に向けた研究が盛んに行われています。今回の模擬講義では、遺伝病とがんに焦点をあてながら、“ゲノムを解析することで何がわかるのか”について、ゲノム研究の最前線と将来の展望について解説します。

理学部

生命科学科

昆虫が特定の植物だけを食べる理由

嶋田 透 先生

2回目
13:00~13:15 学科説明会
13:15~13:20 休憩
13:20~14:00 模擬講義
14:00~14:05 移動・準備
14:05~14:30 施設見学

 蝶や蛾をはじめとする昆虫の多くは、植物を餌にして育ちます。皆さんは、アゲハの幼虫がミカン科植物を、モンシロチョウの幼虫がアブラナ科植物を食べることを知っているでしょう。この講義では、カイコとクワの関係を例にして、昆虫と植物の関係の特異性について考えます。植物は必ず昆虫の食害から身を守るための防御機構をもっており、有毒物質の蓄積がその典型的な例です。クワは糖類似アルカロイドと呼ばれる一群の毒素を含有し、害虫の食害を免れています。しかし、カイコは例外的に糖類似アルカロイドへの抵抗性を持っています。また、摂食前に餌を見分けて、クワの葉だけしか口にしません。カイコはクワ以外の植物を餌として利用できないのです。なぜ、この特異的な関係が成り立っているのか、講義ではゲノム研究の最新の成果を使って解説します。昆虫と植物は、互いに競い合って生存戦略を進化させています。一緒に、生物多様性の不思議を考えてみましょう。

国際社会科学部

国際社会科学科

アベノミクスと日本経済

伊藤 元重 先生

1回目
10:15~10:45 学部説明会
10:50~11:30 模擬講義
11:35~12:15 学生トークショー
(Webアンケートを使った『在学生とのQ&A』)

10:00~16:00 学生とのフリートークとパネル展示
(南2号館2階・3階で実施)

 2013年から安倍内閣が行なっているマクロ経済政策をアベノミクスと呼ぶ。デフレからの脱却を目指して行なった政策は、それなりの成果をあげている。2倍以上に上昇した株価、大幅な企業収益の拡大、雇用状況の顕著な改善、政府税収の拡大による財政赤字の縮小などが、景気拡幅の現象として見られる。他方で、日本の潜在成長率はなかなか上昇せず、多くの人は経済の先行きに明るい見通しを持てないでいる。日本経済の現状はどうなのか、課題は何なのか、20分程度の短い時間であるが、基本的な点について解説したい。
 なお、国際社会科学部の特徴に触れてもらうため、残りの20分で同じ内容を英語で講義する。英語の講義の場合には説明の仕方が若干異なるだろうが、同じ内容を日英両方の言葉で聞いてもらうことで理解が深まるだろう。

国際社会科学部

国際社会科学科

保護主義の潮流について考える

伊藤 元重 先生

2回目
13:00~13:40 学生トークショー
(在学生が語る『国際社会科学部の海外研修』)
13:45~14:15 学部説明会
14:20~15:00 模擬講義

10:00~16:00 学生とのフリートークとパネル展示
(南2号館2階・3階で実施)

 米国のトランプ政権が始めた保護主義的な政策運営は、世界経済を揺さぶっている。米中の貿易戦争が今後どのような方向に展開するのかは、両国のみならず日本にも大きな影響が及ぶものだ。また、日米の通商交渉も、その展開によっては、自動車や農業などの日本の産業に大きな影響が出るだろう。なぜ、このような保護主義的な動きが出てきたのか、それに対して日本はどのように対応したらよいのか、20分程度で基本的な点について講義したい。
 なお、国際社会科学部の特徴に触れてもらうため、残りの20分で同じ内容を英語で講義する。英語の講義の場合には説明の仕方が若干異なるだろうが、同じ内容を日英両方の言葉で聞いてもらうことで理解が深まるだろう。

外国語模擬講義

外国語教育研究センター

English Through Film

Phillip Brown 先生

1回目
11:45~12:15 模擬講義1

A good way to learn English is to watch English-language films. In this class we will watch some short scenes from a modern film, without subtitles. We will concentrate on improving listening strategies, and we will find out how students can improve their grammar, vocabulary and pronunciation through listening, while having fun in the classroom.

外国語模擬講義

外国語教育研究センター

すぐに役立つ簡単ドイツ語表現

狩野 智洋 先生

2回目
12:20~12:50 模擬講義2

ドイツの首都ベルリンの街角に立つブラートヴルスト(焼きソーセージ)売りから、ソーセージを挟んだパンを買うという想定で、日常的で簡単なドイツ語の表現を学びます。(因みに、ソーセージはドイツ語でヴルスト(Wurst)と言います。)基礎的な文法や発音の規則も併せて勉強します。ドイツ語の発音は例外が少ないので、この授業でほぼドイツ語の発音の基本は一通り勉強できます。また、写真でベルリンの観光名所や、ドイツ南部の都市バンベルクのクリスマスの様子などを見て、ドイツ語だけではなく、ドイツの歴史や文化・習俗の一部もご紹介します。外国語を学ぶ意義は、単に言葉を学ぶのではなく、その言葉が基礎となり、また同時にその言葉の背景にある文化や社会に目を向けることにこそあります。何はともあれ、習うより慣れろ!この授業を通じて、ドイツ語とドイツの文化や社会に親しみを持ってもらえたなら、こちらもやった甲斐があったというものです。