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Close-up Seminar

経営学科

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米山ゼミ(3年)

日本や世界における「社会的問題」を、ビジネスで「解決」。

社会性と経済性の両立。
明日のビジネスを構築

 通学途中、放置された自転車を見かけたことはありませんか? 食品が捨てられることに「もったいない」と感じたことは? 放置自転車は、身体障がい者の方や緊急車両の妨げとなり、売れ残りや食べ残しを廃棄する「食品ロス」は、環境・経済面で負荷や損失を生み出す、大きな社会的問題です。待機児童や介護業界の人手不足など、様々な問題が叫ばれる昨今、多くの企業が社会貢献と利益追求を両立したビジネスのあり方を模索しています。
 「ソーシャル・イノベーション戦略」の演習(ゼミ)では、学生自らが社会的問題を探り当て、新サービス・新事業の開発などの“イノベーション”による解決策を追求。小学生の託児と学習を一体化したサービスなどを学生達が考案したように、経営学の力を発揮し、一過性ではない将来的な発展につながる、新しいビジネスモデルの構築を目指します。

社会的問題の本質を、
見抜くスキルを養う

 第1学期は、「ソーシャル・イノベーション」を研究するうえで基礎となる文献を紐解き、理論的な知識を蓄積。グループごとに仮説を立て、新しいビジネスモデルについて検討します。第2学期は、事例研究の方法論や統計的知識をもとに、企業や組織へのヒアリング・アンケート調査を実施。事業モデルの収益試算など、より実践的なアプローチを試みます。また、国際感覚を養うため、討議やプレゼンテーションの多くは英語で進行し、海外や国内の他大学との合同発表会を行っています。

 グループワークによって基本的なコミュニケーション能力を向上させ、経営戦略やイノベーションなどの経営学の専門能力を着実に身につけ、最終的に「コンセプチュアル・スキル」を養うことが、この演習における重要なテーマ。様々な事象を結びつけ、物事の本質を把握する「コンセプチュアル・スキル」は、見過ごしてしまいそうな問題も問題としてとらえる力となり、新しい未来を作る力となります。

米山茂美 教授

学習院大学経済学部卒業。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。 2010年より文部科学省科学技術政策研究所・総括主任研究官。2013年より現職。専門:イノベーションの戦略と組織。

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