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Close-up Seminar

法学科

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ゼミで学ぶことで、
企業のニュースも
よく理解できるように

法学部法学科3年

藤森 希

群馬県・私立新島学園中学校・高等学校 出身

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1年次に履修した松元暢子先生の「特設演習(会社法の基礎を学ぶ)」で、商法、会社法に興味をもち、また、先生の授業がとてもわかりやすかったこともあって、ずっと「松元ゼミに入りたい!」と思っていました。念願叶って現在は先生のゼミに所属し、判例報告や企業研究に取り組んでいます。1学期の判例報告では、学生がそれぞれひとつ判例を選び、詳しく調べていきます。そのときに様々な文献を読むのですが、法学者によって判例に対しての意見が異なるため、様々な角度から判例を考察できる点が面白いです。商法、会社法を学んでからは、新聞などで取り上げられる企業のニュースも深く理解できるようになるなど、日常にも活かされています。

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商法演習(会社法研究)

起業や企業買収などに
密接に関わる
「会社法」とは?

ビジネスの世界を
理解するうえでも重要

 このゼミナールで研究するのは、会社の設立や運営、管理などについて定められた「会社法」です。将来、ビジネスの世界で活躍する際、この会社法に詳しいことは大きな強みとなります。例えば、ベンチャー企業を立ち上げる場合や会社を上場する場合など、会社法の知識が必要な場面が多くあります。また、この会社法を学ぶことで、話題になっている企業の買収や粉飾決算などのニュースも深く理解できるようになるでしょう。

 ゼミではプレスリリースや「有価証券報告書」といった実在の会社が公表している資料を検討します。例えば、有価証券報告書には企業の概況や役員の経歴などが記載されていて、企業の実情や将来性、本当にやりたい仕事ができる会社かなどが見えてくるため、これを読み解く力は、就職活動で志望企業を選択する際にも役に立つでしょう。

一年間の学びを通して、
「報告力」を養う

 1学期の判例報告では、会社法に関連する裁判例を学生全員に割り当て、判決文や関連する文献の調査と報告をします。大切なのは判決文を最初から最後まですべて読むこと。全文に触れることで目の前に事実関係が浮かび上がり、検討すべき法的な問題点を抽出して規範(ルール)を定立し、そしてルールを事実関係に当てはめて結論を導き出すという法的思考が身についていくのです。1学期はそのようにして、学生一人ひとりのリーガルマインドを構築していきます。

 2学期からの企業事例研究報告では、外国企業に買収された日本の大手企業や自分が就職してみたい会社など、学生が自由に会社を選んで掘り下げていき、会社法に関係するテーマを挙げて事例研究と報告を行います。 

 このゼミでは「報告力を養う」ことを目標にしています。よい報告を行うためには、適切なテーマを見つけてその内容を正確に分析する力だけでなく、自分が理解したことをわかりやすく他者に伝える力も必要となります。ぜひここで力を磨いてほしいと思います。

松元暢子 教授

東京大学法学部卒業。ハーバード・ロースクール修了。司法修習生、弁護士事務所勤務、東京大学大学院法学政治学研究科助教、学習院大学法学部准教授を経て、2016年より現職。専門:商法。

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