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Close-up Seminar

経営学科

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研究発表に向けて、
ゼミ一丸となって
準備中!

経済学部経営学科3年

椎野未来

神奈川県・県立平塚中等教育学校 出身

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勝尾ゼミの方針として「①課題発見・解決力を養う、②プレゼンテーション能力を身に付ける、③一生つきあえる友人に出会う」というものがあります。主体的に課題を見つけることや、人前で話すことが苦手だった私は、このゼミでの活動を通じてそんな自分の弱点と向き合うことができると考え、志望しました。現在は、インゼミ(他大学のゼミと合同で行う研究発表会)の準備を進めています。ひとつの発表に向けてゼミ生全員で取り組むのですが、その中で多様な意見に触れることができ、ゼミの仲間から多くのことを学ばせてもらっています。早期卒業をして大学院へ進学することも視野に入れていますが、今は勝尾裕子先生のもとで、しっかりと学びを深めていきたいです。

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勝尾ゼミ(2年生演習)

国家予算と
「部費」の仕組み。
実は同じだった?

身近なことでも
経営的に考察できるように

 このゼミでは、企業会計を中心に経済全般を取り上げ、自分が興味のある領域を選択して知識を深めていきます。ゼミが始まる2年次第2学期の頃は、自分が何に興味があるかわからない学生も多いため、まずは幅広く自由にテーマを選んでもらいます。情報を取捨選択しながら社会の動きと自分の考えを結びつけることで興味が生まれ、身近な事柄も経営的に考察する力が芽生えていきます。

 身近な事柄の例として、ここでは「部費」について考えてみましょう。部活動を運営するために必要な部費ですが、お金を預かった側は部費の使用用途を説明する義務が生じます。お金を預けた側に、部費が適切に使われているか、明らかにする必要があるわけです。これが「ディスクロージャー(情報開示制度)」の考え方。企業は財務諸表として、政府であれば国家予算として情報を開示していますが、この点において仕組みは部費と同じなのです。経済の仕組みを捉える視点が生まれると、能動的に学習する姿勢になり、経済活動における問題を発見する能力が培われるようになります。

能力を培うだけでなく、
仲間という一生の財産を得る

 3年次からは企業会計に関する応用的な分野を習得し、プレゼンテーションやディベート、他大学との討論などを通じて、問題を解決する能力を高めていきます。粘り強い思考力や人に物事を伝える術を得ることで、生まれてくるのは自信です。ゼミの卒業生は、「この分野では誰にも負けない」という自信をもち、公認会計士や税理士、起業家など様々なフィールドで活躍しています。

 また、ゼミは学問の場、ということだけではなく、自分とは違う価値観をもった人と出会い、とことん意見を交わすことができる場でもあります。そしてそういった環境だからこそ、本当の仲間ができるのだと思います。ゼミ生は卒業後も頻繁に集まって親睦を深めていますが、友人こそ、何ものにも代えがたい、一生の財産といえるのではないでしょうか。

勝尾裕子教授

東京大学大学院経済学研究科博士課程単位修得。2005年9月~2007年8月LSE、ケンブリッジ大学客員研究員。2008年より現職。

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